今回はNikonのFマウントレンズをEOSボディで使うマウントアダプターです。
何の変哲もない、といったアダプター。
買ってみたのは主に、FマウントのレンズとEFレンズとの比較をしてみたかった程度なので値段重視。
ただ、半分失敗でした。
今回はeBayで購入、お値段は750円程度。
配達日数も2週間~3週間とそれなり。
パッケージは白い厚紙の箱に入っていただけなので省略。
マウントアダプターに書いてある文字はこのAI-EOS程度のようです。
ヤシコン用のアダプターのような外周の溝もなく、最低限の加工のようです。
もちろん内面反射対策もなし。
気になるなら塗りましょう。
ロック機構は手間のかかっていそうな構造です。
ボタンを押すと、てこの原理でピンを下げる方式。
このパーツ取り付け作業だけで削り出しのみより結構高くなりそうな雰囲気ですがそれでも750円(多分最安値)なのは流石です。
一応、ボタンはボディ側の面、ピンはレンズ側の面なので着脱はボタンを押しながらレンズから取り外す方式です。
…とまあ、値段に対しては良い構造にはなっているわけですが、逆に値段なりの部分もあります。
レンズによっては困る点が2点。
1個目は、Nikonのレンズには最早つきものの問題点。
Gレンズには対応していません。
使えないこともないですが、最小絞り状態です。
いずれ改造予定、750円だし。
これは絞り環のあるレンズなら問題ないのでMF世代レンズには必要十分とも言えます。
しかし、古い機種は実質使えなくなるFマウントが不変のFマウントと呼ばれているという皮肉な話。
旧型ボディではGレンズが絞りの調整不可、旧型レンズでは干渉もしくはAE不可、という状態。
特に初心者ではフィルム世代とデジタル世代でほぼ別のマウントでしょう。
…というのはともかく、2点目。
ほぼ潰れてしまって見えないのですが、画像で大体分かるかと思います。(2枚の写真を合成した画像です。)
マウントアダプターとレンズとの間のガタが結構大きいようです。
ある程度は仕方ないと思いますが、このズレは結構大きい気がします。
あと、ボディ側のレンズロックピンが見えていますが、そこは気にしない。
というわけで、意味があるのか分からないFマウントとEOSボディとのマウントアダプターでした。
非常用程度のつもりで使うのが吉かもしれません、安いし。
もしくは改造用にいいかもしれません。
また、電子チップ付きの方が扱いやすいと思いますが、数百円程度高いので目的に応じて、ですね。
特に書くこともないので終わります。
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