2016/06/14

USB充電器 その1(5V2A Lenovo)

前回ハンダゴテの投稿をしたついでに。
(自称)LenovoのAC充電器です。
300円で売っていたので試しに購入。
この側面の印字が滲んでいるあたり、胡散臭さがたっぷりです。

型番がHNT-S520と書いてあるように見えるのですが、検索してもヒットしないのは調べ方のせいか型番間違いか。

出力が5V 2Aとなっていますが、出力されるのかはあとで検証。





とまあ、外観はともかく分解してみましょ~。
ちなみに上の画像は分解後に撮影。

意外とまともそうな雰囲気です。
中央にトランスらしきものが陣取っていますが記載がなさそうなので性能は不明。
使っている素子は問題なさそうです。

どこかのサイトでコンデンサのマトリョーシカのネタがありましたがそこまでは未確認。




裏面のIC群。
右のICはABS10、調べてみるとブリッジダイオードで定格が1000V 1Aのようです。

右のICはR1218 KTG8168S、こちらはPWMスイッチング電源?
定格が84~264Vで12Wとなっています。

断定はできませんが、雰囲気としては入力→ブリッジダイオードで整流→PWM電源IC→トランス→出力でしょうか?



というわけで素子としては問題なく使えそうな雰囲気です。
実際にAC100Vを加えてみると…

…ちょっと電圧高いような?

ためしにスマホ充電に使ってみると1Aを出力する点は問題ないものの、電圧が5.4V近くまで上昇。
一応、USB充電は5.7Vまでなら問題ないという噂ですが、つなぎっぱなしで放置は危ないかもしれません。





ひとまず買ってみたものの、電圧が高めなので用途が限られそうな雰囲気です。それこそUSBハンダゴテとか。
普段使いにはまともなものを使ったほうが安全そう、という結論でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿