2013/02/19

リモートケーブルの改造

この前の2mm厚のアクリル板、100円ショップに復活しておりました。相変わらず210円で。
105円になってほしいものです。今でも安いので手元にあるアクリル板が無くなったらまた買うことにしますかね。

あと、これも。
分かりますか?


この画像を見ただけでは分からない気がしますね…
これ、熱収縮チューブです。

これもあると結構便利、なものです。
というわけで買いました。




さて、今回はレリーズケーブルの改造?を書くことにします。
改造、といってもさすがに大仰な改造はできない。
やりたいのは、他の機種で使えるようにすること。
このリモートコード(RS-60E3)を使うことにします。
というよりこれしかレリーズコードが無いのです。

これをα-7Digitalに使えるように、と。
普通に買ったほうがいいかもしれません。
というより普通に買うことを勧めますね。





ほぼ当たり前ですが、後ろのネジを2個外します。




これがこいつの完全な姿を見られる最後か…
と思いつつ…















開けるとこうなってます。
板3枚の単純な仕組みです。

ところでこの板、結構厚いですね。


配列はこうでした。
種類ごとに違うかもしれないので確認したほうが無難です。

銀色(皮膜なし)が赤線、赤がオレンジ線、白が青線で対応しているところに引いています。


見れば見るほど2.5mmプラグに見えます。
というよりそのものですし。


継ぎ足すのはこれです。
3.5mmステレオジャック。


これで機種変更を可能にしようかと思っています。






対応するところに接着。
そのあと、最初と同じように配線。




こういうとき、ハンダは便利ですね。



裏のパーツを戻して、ネジを締める。
これでこっちは終わりました。



黒いコードを使いたかったのですが、手元にちょうどいいのが無かったのです。
これはこれでいいかなと思う事にします。



次に、2.5mmジャックと3.5mmステレオジャックをつなぎます。
これはものによって違うようなので測りながら接着するのがいいかな。


こうやって配線しましたが、確認してみたら逆に付けていてやり直す羽目に。
そうならないように注意。



こんなときに熱収縮チューブで覆うと見栄えがマシになると思って使いました。




基本的にドライヤーの準備が面倒なんでライターで炙って収縮させてますが、実際はドライヤーが良いんでしょうね。



これで完成、というより元通り、ですかね。




これ、今のところは普通のリモートケーブルを伸ばしただけなので今の状態では無駄な労力です。
ここから何個か拡張していく事にします。



まずは当初の目標のα7Digitalのリモートケーブル。
3.5mmで変更可能なのでこれにも使えます。




さすがに端子は自作しないほうが精神的に良いですね…
使うときちょっと不安です。



今回作りたかったのはここまでです。
これで、EOS Kiss系用のケーブルをMinolta α系でも使えるようになりました。

さて、補足を。
自己責任は普段どおり。
今回の改造ではさすがに無いとは思いますが、ノイズや接続ミスでシャッターが勝手に動く、とか起こりそうですから。
逆にノイズでシャッターが切れない、という事も起こるかもしれません。
その辺も考慮しておいてください。

ここからは補足。
まず、このリモートコード、2.5mmマイクロプラグと同じものです。
つまり実は、2.5mmメス->3.5mmオスの変換と3.5mmメス->2.5mmオスのセットがあれば分解する必要が無かった。
しかも脱着可能なのでまったくリモートケーブルには傷がつかなかった。
その手段は考えたのですが、この2.5mmが曲者で、簡単には見つからないのです。
だからこの手段に踏み切ったわけです。
2.5mmがあるならもっと簡単な手段でできますね。

次に、このケーブル、デュアルスイッチにできますね。
2股の3.5mmプラグがあればデュアルになる。
…トリプル以上もいける!?
ダイオードを使わないとうまくいかないこともあるようですがね。

今思いつく範囲では最後に、この形式にすると延長が楽。
2.5mmとか特殊形状とか。
そのようなものは普通、売ってません。
それでも3.5mmの延長ケーブルは音楽を聞くなど、イヤホンを使う方には必要なもの、という場合もあります。
そんなことない、延長ケーブルは使ってない。って方も家電店や雑貨店、場所によってはコンビニも?売っています。
簡単に延長できるのがメリットですね。

そのくらいでしょうか。
むしろリモコン側のケーブル長を10cm、アダプター側を5cm等にして、延長ケーブルを使えばコンパクトにまとまっていいかもしれません。
ケーブルの違う2機以上を使用する人には、という条件です。
1台のみなら延長できることくらいしかメリットが無いですね。
というよりまともなプラグが集まったらそれで統一してしまおうか、とか思います。

今回はただの思いつきなんで軽いものですが、こんなもので終わりにします。


2013/8/3追加
ひとまず、2.5mmリモートはよく見かけます。
CanonにPentaxにContax...
リモートではないにせよ、一時期は携帯用で使われてたはず。
3.5mmはリモートケーブルでは無いかと思います。
敢えて3.5mmジャックで作って3.5mm-リモート端子の形を作れば1個で互換性が持たせられる、と。
3.5mmなら2.5mmより簡単に入手可能です。

また、この改造方法だと誤作動が起こることもあるので、中のコード同士が接触しないように絶縁したほうがいいかもしれません。
つまり、この作り方をして誤作動が起きたことがある、と。そういうことです。


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