2014/09/19

Sigma 400mm F5.6 APO TELE MACRO

何故かEFマウントばかり増えるこの頃。

というわけで今回は400mm単焦点、for EOSです。
絞りよ動け(無理)
Sigma 400mm F5.6
結構長いように見えますが、170-500よりは小さいです。(短いとは言っていない)
長さは長いのですが、細いです。しかし比較対象がおかしい気もします。

このレンズは、デジタル世代だと絞りの動かないタイプのレンズです。
正確にはEOS7等も動かない、EOSの初代デジタル機あたりは動く、とかいう厄介仕様だった気もしますが。

このレンズもそこそこレビューのあるレンズですね。
主にカビ取りとデジタル非対応、という話題で。

やはりというか、こいつもカビを発症しております。
分解しようとしたけれど一番前のレンズが外れないため放置に。写りには関係ないし!

分解は、うまくいけば書くかもしれませんが、他のサイトを参考にした方が早いと思いますよ? と言い訳。

…そろそろ紹介。
Sigmaって金文字好きなのかね。
距離窓部分
距離窓付きです。
回転角は120度といったところでしょうか?

無限遠の手前が20mとなっているのが望遠レンズな感じですね。

また、被写界深度のマーク?がないようですが、マクロ機能をつけたためでしょうか?
単純に必要ないだけかもしれません。


結構グニャっとした感じ?
フォーカスリミッター
このレンズはフォーカスリミット付きです。
FULLで最短撮影距離から無限遠までという全域対応、
LIMIT側だとマクロ域と遠景域とで制限できる、という…まあ、普通の仕様です。
回転角としては120度から60度+60度に分割されるイメージですね。
このリミット部分が厚いのか、この指標通りマクロ域は1.6m程度~2.5m程度、遠景域では3.5m付近から無限遠まで、という固定になります。

結構削れてます…ぶつけたせいかな?
まあ、そこは気にせず。

AF/MF切り替えはこの部分を回して行います。
この部分をMFにするとフォーカスリングが動くようになり、AFにするとフォーカスリングとレンズが切り離される構造なのか、レンズ側のみ動くようになります。
便利なのか不便なのかわかりづらい方式です。
大抵ここ回すとフォーカスリングも回るし。

マウント面です。
なんというか…普通のシグマな感じのマウントです。

そして撮影時に後玉も汚れていることに気づく…
後玉も結構奥の方にあります。
テレコン装着のためかもしれません。

あと、三脚座がちょっと安っぽい見た目の気もします。


ちらほら見えてる左側の赤い点は塗料です、気にしないように。

フードは内蔵式で、引っ張りだして使うタイプです。
ただし、塗装のせいで出しづらい印象です。
塗装が溶けてフードが固着した、ということもあるようなので、ベタつきが出てきたら注意が必要かもしれません。

先の方はゴムが取り付けられていて、これは傷を軽減できる程度かと。

一応、スペックを。
焦点距離:400mm
最短撮影距離:1.6m
最大撮影倍率:0.33倍(1/3倍)
F値:5.6-32
絞り羽根枚数:9枚(のはず)
フィルター径:77mm
IFなのかRFなのかは知りませんが前玉は非回転。


これもZEN塗装となっているのか、ベタつきが出るようです。
しかし、全体がZEN塗装というわけではないようで、AF/MFリングよりマウント側に関して違った塗装となっています。
三脚座部分へのZEN塗装を避けただけなのかもしれませんが…

このレンズは同焦点距離がいろいろ出ているようで、結構紛らわしいことになっています。
これはAPO TELE MACROタイプのようですが、非MACROタイプもあるようで…
また、前玉のフィルター径で数種類あるという話まで…これは77mmフィルターのタイプです。

また、三脚座があるレンズでは常識なのかは知りませんが、三脚座のラインに合わせるラインがあります。通常位置とそこから左右に90度の位置にあり、逆さにすることは考えられていないようです。

画質比較としては流石単焦点、170-500よりも解像度が高い感じです。
しかし絞りが効かない。
テレコンを噛ませたら絞りが効くとかいう噂を試すってのもありかなあ・・・

どうしようもないのでこれにて終わり、です。

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