2013/07/20

リバースでのマクロ撮影 その1

お久しぶりな投稿、変わったネタでいきます。タイトルがその1なのは気にしない。

今回の話は、"マクロ"。高倍率なマクロ。
コンデジで撮影。ピントが合ってないような…


リバースリング、って分かりますか?
一眼レフでのお手軽マクロ撮影には(ある意味)欠かせない、リバースリング。
NikonのFマウントやPentaxのKマウントでは純正があるやつ。
しかし、Pentax系は全く手元にないのです。
Nikonだと露出計が効かないものが多く、リバース撮影では最小絞り固定になったり。
まあ、電子チップを埋め込んで、絞りバーを最大絞りまで開けるところまでやるならできますね。
KonicaMinoltaとSonyのαマウント、CanonのEFマウントは純正では売っていないようです。
リバースに向いているのはEFレンズのような普段が絞り開放のタイプなのに。
サードパーティー製なら販売しています。

そのリバースリングを使った撮影は最近のカメラ(ライブビュー機能があるレンズキット)なら手軽にできます。
しかし、MFしか使えなかったり、通常状態より汚れに気をつける必要があったり、絞り値がExifに反映されなかったり、と欠点もある、と。
リバースリングを使った撮影の場合、
1.焦点距離が短いレンズであればあるほど高倍率
2.撮影距離が短ければ短いほど高倍率
です。
極端、CXマウントのNikkor10mmや、(うまく写るかは知らないとはいえ)CCTVなどの4mmというレンズだとかなりの倍率になるということでしょう。
そんなレンズは普通は持っていないだろう(ミラーレスユーザーや収集家ならともかく)と思います。
しかし、一眼レフの入門機などをキットで購入すると、入門機ですら18-55という"18mm"が手に入るわけです。
ちょっと違うけれども、18mm始まりの安いレンズも。

このレンズでリバース撮影をすると簡単にマクロレンズを超える倍率が手に入る、と。
それだけ書いておきながら、リバースリングは持ってなかったりします。(笑)
だって今更買うのが面倒だし。


さて、滅多に出さない撮影の結果。最短距離での撮影です。
機種は、借り物のEOS Kiss X5(Wズームキット)。
絞り優先モード、0EV、WBオート、ISO100。
通常時(EF-S 18-55 IS II)
F値5.6
シャッター速度1/5sec
焦点距離55mm


至って普通な結果です。ちなみに合計77円。

マクロレンズ(Sigma 50mm F2.8)での等倍撮影。
F値2.8
シャッター速度1/5sec
焦点距離50mm


非デジタルなので、絞り開放しか使えず。ついでにこいつも借り物。


リバース撮影(EF-S 18-55 IS II)
F値不明
シャッター速度1.3sec
焦点距離不明


18-55を18mm、最短撮影状態で強引にリバース状態にして撮影。




というわけで、等倍のマクロレンズすら超える倍率での撮影ができます。
しかし!!
とにかく暗い。
元のF値が暗いせいでかなり暗くなってしまうようです。
この方法を使いたいという場合、マクロライトを使うor高感度撮影(ISO3200とか?)をしないとキツイかと。
そして、MFとはいいますが、被写体もしくはカメラでフォーカスする必要があると思います。
マクロスライダーがあれば便利、ってことでしょう。
ライブビューでの拡大機能があればフォーカスをあわせやすい?かもしれません。

これだけ書いておきながら!!
Wズームで購入の方、もっと倍率の高い撮影方法があるのです!!
というのを次回!!

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